失った歯の補い方

今週は失った歯を補う治療について、少々お話させていただきます。

虫歯や歯周病などで自分の歯を失った際、それを補う方法がいくつかあります。

保険治療では

・ブリッジ

・義歯（入れ歯）　があります。

ブリッジは、無い歯の場所に見せかけの歯（ダミー）をおき、その前後の歯を削り連結させたかぶせ物です。

歯を失ったところも、かぶせ物が入っているように見えます。

虫歯の治療で銀歯を入れる時と同じく、セメントでつけるので、取り外しの必要はありません。

しかし、前後の健全な歯を削らなければならないのが、特徴です。

また、ダミー下の清掃が難しい場合があります。

義歯は、ブリッジと違って他の歯を削らなくてすみます。

取り外しができるので、清掃もしやすいかと思います。

しかし、金属のバネが見えて、入れ歯だとわかりやすい、口の中にものを入れているという違和感が強い、という特徴もあります。

最後に、保険外ではありますが、インプラントもひとつの方法です。

インプラントも、前後の歯を削らなくてすみます。違和感はほとんどなく、自分の歯と同じように咬むことができます。

保険外の治療になるので、費用がかかることや、治療期間が長いのが特徴です。

それぞれの治療に利点、不利点があるかと思われますので

治療を受けられる際は、よーく検討してみてください。