歯のマメ知識
2018年5月11日
つめものがとれたら
小さな虫歯の時は、必要な箇所を最小限に削り、白いつめもの（コンポジットレジンといいます）でつめる治療をします。削る量を最小限にするため、削るバーも先がかなり小さいものを使っています。
白いつめものは、強化プラスチックでできています。なるべく色ムラがなく、きれいに仕上がるように、天然歯に近い色でつめるようにしています。
しかし、永久的なものではありません。とれることもあります。
原因は、
・詰め物と自分の歯との境目から虫歯になった（二次カリエス）。
・何かの衝撃により、欠けてしまった。
・つめる前に付ける接着材が劣化して溶け出し、接着力がなくなってしまった。
などが考えられます。
また膨張、収縮する材料であるため、経過とともに、詰め物のふちから着色する場合があり、見た目が気になる時には、古い詰め物を削って取り、新しく詰めることもしてます。
歯に穴があいている、いつもと違う気がする...。そんな時はいらしてくださいね。
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