歯のマメ知識

2021年10月25日

歯周病と内臓脂肪との嫌な関係

アルツハイマー型認知症で亡くなった方の脳からは、歯周病菌が作る毒素が高い確率で検出されます、認知症の原因となる神経細胞を破壊するアミロイドβが歯周病に感染させたマウスでは2倍ほど蓄積したという報告も・・・

歯周病ポケットで歯周病菌が増えると菌と戦うために歯茎の組織が様々な物質を分泌します
その中にインスリンの効き目を悪くする悪玉物質と同じものもあるのです
悪玉物質には菌と戦う働きもあるため、歯周病があると内臓脂肪からもこの悪玉物質が大量に分泌されて歯茎の戦いに参加します
一緒に戦ってくれるのは良いのですが戦いによって組織が破壊され歯を支える骨が痩せてしまいます
さらに歯周病菌の死骸が毒素をまき散らし、この毒素が内臓脂肪による悪玉物質の合成を促すとも言われています

歯茎が腫れてすべての歯周ポケットの深さが5mmになったとすると、口の中の歯周ポケットを合わせた面積は手のひらと同じくらいになると言われています
これだけの面積に歯周病菌がぎっしり住んでいるとなれば、血液の流れに乗って全身に散らばっていくのは不思議なことではないですよね
歯周病が糖尿病や動脈硬化を悪化させるという話もうなずけます

しかし、歯周病をしっかり治せばこの悪循環を断ち切ることが出来ます
糖尿病患者さんを対象に歯周病治療によって悪玉物質の濃度と血糖値がどう変わるか調べたところ、歯周病が治るにつれ悪玉物質が減少し血糖値が改善されたという報告もあります
実際私が治療した患者さんでもHba1cの数値が2~3減少した方も経験しています

侮るなかれ内臓脂肪・・・肥満やメタボはやはり良い事はないみたいですね


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